今日は「脚を細くまっすぐにする!」をテーマにお話していきます。脚のむくみ・膝の痛み・O脚・X脚など、脚について悩んでいる方は是非読んでみて下さい。
普段から脚についてのご相談はよくいただきます。
脚は、余計なお肉やセルライトがつきやすいうえに細くするのが難しい、露出の多い季節になるとO脚やX脚など脚の形も気になる、または歩いていて膝が痛むなど、、、実際、脚は悩みの多い箇所だと思います。
脚の悩みに対し正しい結果を得るためには、脚だけではなく体幹部も同時に改善することが重要です。
まず脚の骨はどこからなのかを知ってみましょう。
脚はももの骨からはじまっていると思っている方も多いのではないかと思いますが、脚は骨盤部(寛骨)からはじまっています。
体の骨は、体幹部と体肢の2つのグループに別れており、樹木で言うと、幹と枝の関係のようになっています(幹が体幹部で枝が体枝です)。
体幹部は、背骨のあるところ、頭部・肋骨部・腰部・骨盤の中心の仙骨としっぽにあたる尾骨が体幹部にあたります。ここで、骨盤全体ではなく、骨盤の一部が体幹部となっているところがポイントです。
体肢は、上肢と下肢に分かれます。
上肢は腕のこと。肩甲骨・鎖骨から指先にかけての骨です。
下肢は脚。骨盤を構成する左右の寛骨からつま先にかけてになります。
骨盤部は、体幹部と体肢(下肢)が交わっているところになるので、
脚の形をキレイにしたいと思うなら、体幹部や骨盤部なども同時に見直すことがとても大切になるのです。
体幹部や骨盤・股関節を支える筋力が弱くなると、背骨の土台にあたる仙骨とその両側の2つの寛骨(脚の一番上になるところ)や股関節に負担がかかり、腿の外側やすね・ふくらはぎの筋肉が張ってしまう原因にもなり、結果として脚の形に悪影響を及ぼします。
脚を動かす筋肉は、体の縦方向に伸びている筋肉が多いので、内転筋群や大腰筋を中心にストレッチをすることや、脚にかかる負担を減らすため、内臓を支える腹横筋や骨盤底筋群・背骨を支える多裂筋などの筋肉を強化し、腰回りやお尻などの筋膜をほぐすなど、しっかりとメンテナンスすることが大切です。
ダンサーの脚がスラッとしているのは、ストレッチとメンテナンスで大腰筋などの筋肉をしっかりと鍛えているから。
大腰筋で、内股を伸ばし脚全体を胸から吊り上げるようにしながら使っているのです。
大腰筋は体の中心の場所にあり、胸椎の下部・腰椎の内側から骨盤内・鼠径部を通り内ももの付け根に伸びる深層筋の一つです。「深腹筋」とも言われ、腹部の引き締めにとても重要な筋肉です。
脚に向かう血管も大腰筋に沿ってあります。
大腰筋が下半身の血管を守っているとも言えますね。大腰筋が弱くなると、脚の血行が悪くなり冷えやむくみ・セルライトの原因にもつながります。
硬く縮んでしまった下半身全体や内転筋群・大腰筋(腸腰筋群)などをしっかりと伸ばし、体幹部や股関節を支える筋肉に効果的なストレッチ&エクササイズを行うことで大腰筋が引き締まり、美脚効果が得られます。また、股関節周辺の筋力をつけることで脚にかかる余計な負担を軽減し、O脚やx脚の原因を解決します。
腰高でキュッと引き締まったお尻・スラッと伸びた足を目指しましょう!
美脚のための方法はたくさんありますが、ご自宅で出来るものとしては開脚をオススメします!
特に壁を使ったストレッチは開脚が苦手な方にもおすすめです。
ご自宅でも簡単に出来る壁を使った開脚ストレッチの方法・コツをまとめた動画を作ってみました。下記のリンクをクリックしてみて下さい!
「O脚やX脚の方必見!脚を『まっすぐ美脚』にするストレッチ①」https://youtu.be/CGqWPaEg8FM
それでは、また次回!
カラダは鍛えるのではなく「整える」
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